YouTubeの動画が著作権侵害でブロックされた
2021年1月13日、私がアップしたYouTubeの動画がブロックされたという通知がきました。
動画は、DREAMS COME TRUEの「HAPPY HAPPY BIRTHDAY」をアカペラでカバーしたものです。
動画をアップしたのは8年前の2013年3月8日。
実際の通知画面(メール)はこちらです。
Content IDによって動画に広告がつくことはよくありますが、ブロックされたのは初めてでした。
私の動画の中では再生数の多い動画なので、異議申し立てをしてみることにしました。
ルールを守っているのに、と悔しい思いもありまして。
申立人がSony Music Entertainment(Japan)なので、何かあっても日本語でやりとりできそうだな、とも考えました。
著作権侵害していないことをJASRACサイトで確認
まず、JASRACの検索サービスを使って、この曲の「配信」分野でJASRACが著作権を管理していることを確認しました。
次に、同じくJASRACのホームページで公開されているフローチャートをたどって、自分の動画がYouTubeにアップして良い動画であることを確認しました。
異議申し立てを送信
フローチャートを参考に、文章を作成して異議申し立てをしました。
送った文章はこちらです。
この動画で使用している音源は、私が自ら演奏したものです。
個人がアップロードしたものであり、広告・宣伝を目的としていません。
また、JASRACが配信分野での著作権を管理している曲であり、YouTubeへのアップロードが許可されています。
作品コード:022-4467-5
送るときに、
本当に申し立てしますか?
不当だった場合、チャンネルごと削除の可能性もありますよ?
と何度も確認されて不安になりました。
JASRACのホームページを隅々まで読んだり、他の方が異議申し立てをされたというブログを参考に読んだりして、決意を固め、えいや!と送信しました。
異議申し立てが受理されました。
30日以内に審査か…と、ドキドキして待ちます。
めでたく、ブロック解除されました!
翌日、すぐに結果が出ました。
申し立て撤回。ブロック解除です!
よかった〜。
侵害していない確信はあったけど、チャンネル消されなくてよかった〜。
無事に復活した動画がこちらです
JASRACが管理を委託している海外の団体がある
申立人が、よくわからない海外の団体名のときもありますよね?
日本の曲なのに、なぜ外国の団体が?と不審に思っていたのですが、
よく言われるJASRACとの包括契約というのは、日本国内のみに適用されるそうです。
海外の方が動画を再生した場合の著作権については、条件が違うということですね。
詳しくは、JASRACが説明しているサイトがあったのでそちらをご覧ください。
JASRAC 米国Muserk社(Muserk Rights Management)に関するお問合せについて
Muserk(Muserk Rights Management)に関するよくあるご質問
https://www.jasrac.or.jp/news/pdf/200703_muserk.pdf
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