このブログを元にしたトーク配信です。ぜひ合わせてお聴きください。
安倉さやかさんのオンライボイトレ講座が開催されました
有名アーティストのボイストレーニングを担当し、
最近は「関ジャム」など、テレビでもご活躍の
ボイストレーナー安倉さやかさん。
6年ほど前に、よういんひょくさんをきっかけに知ってから、
いつかレッスンやワークショップに参加したいと思っていました。
今回、ZOOMを使ったボイトレ講座を開かれると知り、
待ってましたとばかりに参加しました!
2日間で5000円。
超おてごろ価格です!
また同じ内容で別日に開催予定があるということなので、
興味がある方は、ぜひ受講してみてください!
開催日時などは、さやか先生のSNSをチェックしてくださいね。
1日目の内容と感想
2021年3月13日(土)AM10:00〜11:30
1日目は、ZOOMでさやか先生の講座を聴く回です。
参加者は、顔を出しても出さなくてもOKでしたよ。
今回は録画NG、録音OKでした。
内容は、さやか先生のツイートにもある通り、
- テクニックとスタイルの違いについて
- ボイスタイプ
- 正しい発声とは
- 理想的な発声
- 喉の中を見てみよう
- おすすめエクササイズ
でした。
動画も使って、分かりやすく説明してくださいました。
もちろん先生やお弟子さんの実演もあり!
1日目を終えて、感想をツイートしました。
ここで紹介した動画も、とってもおすすめです!
安倉さやかさんのオンライボイトレ講座1日目終了。
やはりクラシックもポップスも、基本の発声は同じなのだと再確認できました。
明日の質疑応答回も楽しみ〜😆
私が安倉さんを知ったのは2015年、よういんひょくさんとのライブ配信。
全4回おすすめです✨
でも、理論は分かってもなかなか実践は難しい💦
ポップスで使える強い声はなかなか出せないし、
無理やり出すと喉が痛くなる😥
最近はあきらめ気味で、
私らしい声で歌える曲を選べばいいかと思っていたけど、
やっぱり出せるなら出したい!強い声❗️
明日、何かヒントがつかめるといいな…☺️
クラシックの発声はもうマスターしているかのような、
理論はもう分かっているかのようなことを書いていますが、
2日目を受講して、自分は全然そんなレベルに達していなかったことを知るのでした…。
1日目の私は、そんなことを知らず、
「声楽の発声を基本にしたまま、ポップスで使える強い声を出したい」
という目標が叶うかも、とワクワクしています。
2日目の内容と感想
2021年3月14日(日)AM10:00〜11:30
他の方の質疑応答を見る
2日目は、質疑応答の回です。
顔出しOKかつ、いくつかの条件を満たした参加者が
直接さやか先生に質問をすることができます。
他の方々のお悩みに共感したり、
5分足らずのミニレッスンで、先生がお悩みを解決するのを
一緒に声を出しながら興味深く拝見しました。
画面に映るたくさんの方々が
一緒に発声に取り組んでいる様子が見えて、
心強いような、心が温まるような気持ちになりました。
自分の悩みを直接聞いていただいた
後半、私も思い切って手を挙げてみました。
そしてなんと、質問者に選ばれました!!
なんという幸運!!
嬉しいのと緊張するので、心臓バクバクでした。
1日目に考えていた
「声楽の発声を基本にしたまま、ポップスで使える強い声を出したい」
という質問をして、発声を聴いていただきました。
長年声楽を習っていたし、きっと基礎は大丈夫。
私にはどんなエクササイズを教えてもらえるのだろう。
どんなコツを教えてもらえるのだろう。
そんな考えは、思い上がりでした…。
安倉さやかさんオンラインボイトレ講座2日目終了。
質疑応答&プチレッスン会。
大変幸運なことに、
質問者として直接声を聴いていただくことができました!
昨日「強い声を出すコツが知りたい」とツイートしましたが、
それどころじゃなかった💦
私には「歌スイッチ」がついていた
私が歌の発声だと思っている声そのものに問題があることが判明!
自然な話し声と乖離しすぎていると。
確かに、自覚はありました…
ボイスタイプとか、エクササイズ以前の問題でした。
根本から改善しないと…
声楽のレッスンにも7年は行っていないし、
よくない方向に進んでいたようです。
歌声と「自然な」話し声は同じであることが基本。
しかし、私は「歌スイッチ」を入れてしまい、自然な発声ができていない。
とご指摘をいただき、
話し声のまま歌う方法を教えていただきました。
(話し声は自然に出せていたのが救い…)
「関ジャム」をご覧になっている方は、
レコーディング風景で村上くんが指摘されていた内容を
思い浮かべると分かりやすいのではないでしょうか。
(私はもっとひどいのだと思います)
「これができてないと、声楽でもこういう歌声になるよ」と
先生がおっしゃった内容が
身に覚えがありすぎて、心から納得しました。
全部で5分程度の短い時間でしたが、
かなり衝撃的な、実りのある時間でした。
「歌うぞ」と思った時点のメンタルがすでに違う。
衝撃的ですよね?
「私の歌声、根本的に間違っていたんだ…」と
しばし茫然としました。
声楽を学んでいる人には結構あること、というのがちょっと救いでした。
「私だけじゃないんだ」と。
声楽の発声とも矛盾しない方法だそうなので、
ぜひできるようになりたい!と思いました。
やはり定期的にコーチしてもらわないと、歌の独学は難しいですね。
分かっていたことだけど改めて実感しました。 レッスン受けよう…。
他の方々の質疑も大変参考になり、大変有意義な2日間でした!
本当に多忙な中このような機会を設けてくださったさやか先生に感謝しています。
申し込んで良かった❗️
後日、ゆっくり考えてみた
いつから「歌スイッチ」を入れていたのか?
声楽が悪いわけではないのです。
今まで、「話すのと同じ声で歌うんだよ」と
教えてくれた先生は何人もいました。
ただ、私の中に「歌声とはこれ」という思い込みがあるので
若い頃は「そのやり方だと歌えないじゃん」と理解ができませんでした。
年を経て、勉強を続け、
「この歌い方だと、長時間歌っても喉が楽!」
「今まで出せなかった高音も低音も楽に出る!」
という歌い方ができていた時期もありました。
おそらく、その頃の歌い方は、今回教えていただいた声に
近い発声だったような気がします。
しかし、レッスンに通わずに7年も一人で練習していると
習ったようにやっているつもりでも
「歌声とはこれ」
の方に戻っていってしまうようです。
いつからそんな「歌スイッチ」を身につけていたのだろう
と記憶を辿ってみると…
小学1年生の時に先生に言われた言葉を思い出しました。
「あなたの歌声は気持ち悪いから、
もっと子どもらしい声で歌いなさい」
確かに、コーラスが趣味の母の歌声を真似して、
裏声+ビブラートで歌っていましたね。
(それにしても、「気持ち悪い」はひどいよね…)
私、幼少期から「歌スイッチ」オンだったようです。
「歌スイッチ」オフの歌声を目指します
「自然に話すような歌声」で歌えている自分を想像すると、
すごく幸せな気持ちが湧いてきます。
教えていただいた声をキープしつつ、
発音と響きを調整してクラシックを歌ってみたら、
今まで出せなかった芯のある歌声が出せました!
長年、歌を勉強する中で「なぜ私にはできないんだろう」
という悩みの根源が分かった気がします。
一人でマスターしようとすると、
きっとまた道を外れて行ってしまいそうなので、
ぜひレッスンを受けたいですね。
そして、さやか先生の講座には続きの企画もあるそうなので
ぜひ次も参加したいです!
録音を聞き返したら、発見がたくさんあった
2日目は、なんと録音に失敗しました。
自分の質問の前後は緊張してあまり記憶がないし、
他の方の質疑応答も
録音があるからと油断してメモをとらず。
ものすごく残念です…
しかし、このツイートを見て、
心優しい方が、私の質疑応答部分の音声を
シェアしてくださいました!
本当に本当にありがたかったです!!!
その録音を聴いて、発見がたくさんありました。
発声の問題点の指摘を受けて
「私の歌は間違っていたんだ」
「レッスンに通わずに自己流で勉強したらダメなんだ」
「今まで歌ったり教えたりしてしまった。やばい…」
と、マイナス面に目が向いていました。
先生にも「ちゃんとボイトレ受けないから…」と
言われたような気持ちになっていました。
でも、録音を聴いたら、
たくさん励ましてくださっていたし、
良い点は褒めてくださっていました。
やっぱり、緊張でちゃんと話を聴けていませんでした。
その後は、この5分の音声を聴くたびに
すごく励まされてポジティブな気持ちになっています。
録音が聴けて本当に良かったです!
シェアしてくださった親切な受講者さんには
感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!!